川村式視力回復法を詐欺と言い切る人

「川村式視力回復法について教えてください
本当に目が見えるようになるのでしょうか？
（注：目がよくなるという意味だと思います）」
という質問がOKウェーブにありました。
http://okwave.jp/qa4344606.html


寄せられた回答がなかなかきびしいもの。
川村式視力回復法を詐欺商法と言い切ってしまっています。
川村明宏先生は新日本速読研究会の会長をしていて、かなり公の立場にいる方でもあり、
こういう喧嘩腰の意見はちょっと不穏な空気をかんじます。


そのまま引用します。

川村式は実際に試したことはありませんが、説明を読むかぎりでは、まず間違いなく詐欺的商法です。
少なくとも「近視が治る」ことはありえないです。


解説に「眼筋が鍛えられ、短期間で視力は回復」なんてありますが、

人間の目は「眼筋をまったく使っていない状態だとピントが遠くに合う」状態で、「眼筋を使って近くにピントをあわせる」ような構造になっています。
近視は、この「眼筋を使ってない状態でピントがあう距離」つまり「遠方側のピントが合う限界距離」が無限遠ではなく、より近くになってしまい、それより遠くにはピントをあわせることが出来なくなってしまう、というものです。
どんなに眼筋を鍛えても、この「遠方側の限界距離」は変わることはありません。


視力回復の訓練方法だとか器具などが巷には溢れており、これらの訓練などで実際に視力が上がる場合もありますが、それは
「訓練によって、ぼやけた状態でも見ている形を認識できるようになる」
のであって、「近視が治る」わけではありません。


強いて言えば、もしかしたら老眼については効果があるかもしれません。
老眼は、眼筋の衰えなどにより「ピントを合わせられる範囲」が狭くなってしまう(その結果、遠くしか見えなくなる)というものです。
眼筋を鍛えれば、より近くにピントがあわせられるようになる、という可能性は否定できません。

あとは、眼精疲労の回復とか? で視力が上がる可能性はあるかも。

実際に劇的な回復を体験した方々の反論を待ちたいところですね・・・。

否定の意見も参考になればと思い、紹介しました。



詳細⇒ 川村明宏先生の視力回復法

近くを見ているだけで眼は緊張しています

昔から「眼が悪くならないように遠くを見なさい」と言いますよね。

近くを見たり遠くを見たり、焦点をたくさん動かすこともとても大切ですが、

単に近くを見続けるだけでも眼にとっては負担が大きいのです。



近くを見続けることによって、毛様筋は緊張し、水晶体は厚く膨らんだままの状態になります。
この状態が近視で、目に大きな負担となっています。
つまり、勉強、読書、デスクワーク等の近方視が、目に負担をかける原因です。


「近くを見ているだけで毛様筋の緊張が続く。」

だからときどき遠くを見て緊張を緩めてやることが必要なのです。


ときどき思い出してくださいね。

パソコンから目を守る工夫

パソコンはどう考えても体に良いものではありませんね。
1日中パソコンの前に座るしごとを繰り返していると、知らず知らずのうちに体も精神も「眼に見えないダメージ」を受けているのです。

だからといって、メールやパソコンソフトに触らずにしごとをするのは不可能・・・。
パソコンを活用しながらも、大切な身心の健康を守る「ダメージコントロール」が必要不可欠になるのです。


こんな状況では「眼をいかに疲れさせないか」が重要なポイントです。


● 良質な液晶ディスプレイにはこだわる。



ディスプレイ選びは大切です。
ノートパソコンの小さな画面ばかりではとても目が疲れます。
できるだけデスクトップパソコンの大きな画面を使いたいものです。

最近の液晶ディスプレイは、眼に優しいということをよく考えて作られています。
でも、同じ液晶でも画像品質にはかなり違いがありますので、解像度が高く、チラツキの無いモニターを選ぶべきでしょう。

その小さな差が眼のダメージをかなり抑えます。